無臭ニンニクについて

玉ねぎは「チオ硫酸化合物」を含むため「犬のハインツ小体性貧血」を引き起こすことが広く知られています。
そのため、玉ねぎの親戚であるニンニクも一般的には禁忌とされています。

しかし、ニンニクには玉ねぎに含まれるのと同じレベルの「チオ硫酸化合物」は量的に含まれていません。
その効果もとても弱く、ある研究によるとニンニクは玉ねぎの15分の1程度しか赤血球を損傷する効果がないとされています。

2000年に行われた北海道大学での研究では、体重1kg当たり1.25mlという大量のニンニク抽出物(体重約23kgの犬の場合、大きな生ニンニク約25個に相当)を7日間連続して与えた結果、犬の赤血球に変化がみられましたが、中毒症状や貧血の症状を示した犬は1匹もいませんでした。
その後、2004年に発表された同大学の研究によると、ニンニクに含まれるアリシンが哺乳類の健康に有益であることが示唆され、試験中に高濃度のニンニクが供給されたにもかかわらず「溶血性貧血」の症状がみられた犬はいませんでした。

米国ではニンニクのペットフードへの使用がFDAによって許可されていますので、ニンニクを使用したドッグフードも市販されています。
また欧米の統合医療の現場では、獣医師によってニンニクが虫除け効果や抗がん作用を期待して使用されることが一般的となっています。

ペプチドスープは、イワシ・カツオ・コンブを丸ごと使った天然の栄養満点のスープです。
ワンちゃん・ネコちゃんに必要なタンパク質が、消化吸収しやすい形(ペプチド)になっているので身体に優しく、効率よく栄養を摂ることができます。

病中病後の栄養補給にもご利用いただけます。
尚、ペプチドスープだけですと、栄養が不足してしまいますので、副食としてご利用ください。