犬 食が細い
お役立ち情報
- 食が細い、食いつきが悪い
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なんだか最近フードを食べる量が減った。食べ残しが増えてきてなんだか心配・・・。
そんなワンちゃんにお勧めなのは!
近年「食が細くなった」「ドライフードを中々食べてくれない」というお悩みを抱える飼い主様は増えている。
愛犬の「食が細くなった」と感じる飼い主様が年々増加傾向にあるようです。傾向としては特に0歳~2歳、10歳以上の小型中型のワンちゃんに多く見られます。では、どのような場合に食が細くなったりするのでしょうか?
ケース 愛犬の食が細くなるケース
- 1 0歳から1歳に多く見られるのが、急激な成長期が終わり、今までより食べる必要がなくなった。 成長に必要なエネルギーが不要になった
- 2 人の食べ物の味を覚えてしまった。 人の食べ物の味を覚えてしまった
- 3 家族と同じ食べ物を食べたい! という心の欲求 家族と同じものを食べたい!という欲求
- 4 おやつの与えすぎ!により、お腹がある程度満たされている。(フリーズドライ野菜なども含む) おやつの与えすぎ
- 5 夏場で食欲が落ちている。 気温の変化に伴うエネルギー消費量の変化
原 因 食が細くなる原因は?
これはなぜ起きるのでしょうか?特に多い原因を以下にまとめてみました。
- 1 成長に必要なエネルギーが不要になった 0歳から1歳に多く見られるのが、急激な成長期が終わり、今までより食べる必要がなくなった。
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ワンちゃんの祖先はオオカミでした。野生の中で生き抜くためには、早く独り立ち出来るように体を成長させる必要があります。その為、生後半年ぐらいで精神構造や肉体は成犬に近くなります。6ヶ月から8ヶ月目に、乳歯が抜け、子供の立場から青年期に入り、体の基礎が完成します。このように急激に成長するため、この時期は食事もよく食べます。8ヶ月以降は、急激な成長が終わり、あとは緩やかな成長期になります。
成長に必要なエネルギーが不要になった分、ワンちゃん自ら少し食べる量も減らすのです。特に0歳から1歳の場合は、このタイミングを見て、「食が細くなった」と思う飼い主様が多いのです。
食べ過ぎることで問題が起きることもあります。ですからこのタイミングで、食べる量が少なくなるのは自然なことで、体調面を考えれば良いことなのです。
- 2 人の食べ物の味を覚えてしまった 人の食べ物の味を覚えてしまったことが原因の場合
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「人が食べるものを与えないでください」と獣医師様やペットショップ様からアドバイスを頂いた事はないでしょうか?でもせがまれるとついついあげてしまったりしますよね・・・。人間のご飯の味はワンちゃんにとっても美味しいもの。一旦味を覚えてしまうと、80%のワンちゃんはドッグフードを食べなくなります。
乾燥したドライフードを食べたくないワンちゃんは、「食べないよ」という事を飼い主様にアピールし、人の食べ物を貰おうとします。ほとんどのワンちゃんがこのような駆け引きをするようになります。
ワンちゃんは社会動物なので、人間の行っていることがよく分かります。また今は室内で生活する割合が高いので、鼻の良いワンちゃんは今日は何を食べるのか、しっかり分かってしまいます。
- 3 家族と同じものを食べたい!という欲求 家族と同じ食べ物を食べたい! という心の欲求
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2のように、美味しいものを食べたい!という欲求とは少し違い、「家族と同じものを食べたい!」「仲間はずれはイヤだ~!」という気持ちになるワンちゃんもいます。自分だけ同じものを食べれない、仲間ハズレにされるのが嫌だというワンちゃんは、頑張って食べないワンちゃんの6割ぐらいいるでしょう。
この時、我慢比べとばかりに、かたくなにドッグフードだけを与え続ければ、しぶしぶ食べるでしょうが、表情は良くないかもしれません。
それにほとんどの場合、飼い主様(ご家族)から先に折れてしまうようです。
2+ 3のような理由でドライフードを食べない場合
ドライフードに人間の食事をほんのちょっとトッピングするもの一つです。少量ならバランスを崩す事はないと思います。
(但しワンちゃんが食べてはいけない食材には注意してください。)そうするとワンちゃんも家族皆で同じものを食べている。と気持ちが落ち着きます。
- 4 おやつの与えすぎ おやつの与えすぎ! 、お腹がある程度満たされている場合
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可愛い愛犬、おやつを欲しがっているとついついあげたくなります。しかし、そこであげすぎてはダメなのです。また、お子さんがいらっしゃる家庭の場合、ご自身が見ていない所でおやつをあげている場合もあります。
ご家族全体で情報共有をして、あげすぎないようにしましょう!
- 5 気温の変化に伴うエネルギー消費量の変化 夏場の食欲低下! が原因の場合
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1年を通じて、食べる量が変わらないという食欲旺盛なワンちゃんもいますが、ほとんどのワンちゃんが、暑くなる季節は食欲が落ちます。
これは夏バテしている可能性もあるのですが、基礎代謝などで使用するエネルギー消費の低下も原因のひとつです。冬に比べ、夏は気温が高く、体温を保つためのエネルギー消費が少なくなるからです。
その為、冬に比べれば、要求するエネルギー量が少ないので、食べる量も減ります。反対に気温の低い冬は、体温を保つためにエネルギー消費が増えますし、冬を越すために体に蓄える傾向があるため、食欲が増える傾向にあります。