注意すべきこと

• 1 毎日の様子をしっかり観察

  行動の記録をつけると、変化に気づきやすくなります。スマホのメモや体重グラフなどがおすすめです。体調が上がったり下がったりしやすいため、変化に気づいたら、早めに動物病院へ。
  

• 2 フードは、高タンパク・低炭水化物のものを

  代謝が早くなって筋肉が落ちやすいため、良質なタンパク質がしっかり入っているフードがおすすめです。また肉食動物である猫ちゃんにとって、炭水化物（小麦、とうもろこしなど）の多い食事は、消化不良と炎症を招く最大の原因です。
  

• 3 フードは、症状を緩和するために、ヨウ素を制限する

  ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料として使われます。ヨウ素の摂取量を制限することで、甲状腺ホルモンの産生を抑えます。
  

• 4 フードは、無添加のものを

  ホルモンバランスに関わるような添加物成分（保存料、香料など）はなるべく避けるのが安心です。
  

• 5 温めた食事を与える

  冷たいごはんは胃腸の消化機能を低下させます。胃の細胞が胃酸や消化酵素を作り、胃の中に放出するという作業は、体温より少し温かい温度で一番効率がよくなり、食物に含まれる栄養成分をあますことなく利用できます。胃腸機能を回復させることも。手で触ってみて、温かいと感じる温度が良いでしょう。
  

• 6 水飲み場を増やす

  新鮮な水を好きなだけ、常に飲めるようにしてあげましょう。フードの場所以外にも水飲み場をつくってあげてください。普段よく歩いたり通ったりする場所に置くのがおすすめ。