犬の膵炎・胆泥症に「低脂肪・鹿肉ケア食」

犬の膵炎・胆泥症のメカニズムと対策

膵炎(すいえん)や胆泥症(たんでいしょう)と診断された際、愛犬のためにまず見直すべきは「食事」と「腸内環境」です。繰り返す嘔吐や腹痛から愛犬を守るためのポイントを解説します。

1. 見逃してはいけない病気のサイン

膵臓は消化酵素を分泌する臓器です。ここで炎症が起きると激しい痛みを伴います。以下のような症状が見られたら注意が必要です。

犬が前足を伸ばしてお尻を上げている、腹痛を示す祈りのポーズのイラスト
  • 祈りのポーズ:前足を伸ばし、お尻を高く上げた姿勢をとる(強い腹痛の特有サイン)
  • 食欲不振・嘔吐・下痢:特に食後に吐く、何度も繰り返す
  • 接触拒否・震え:お腹を触ると嫌がる、小刻みに震えている

2. 膵炎・胆泥症ケアの食事法

最大のケアは「内臓への負担を減らすこと」です。特に脂肪分は膵臓や胆嚢を強く刺激するため、徹底した管理が必要です。

① 脂質の「量」と「質」を管理する

一般的なドッグフード(脂質10〜15%)は避け、脂質5〜8%前後のフードを選びましょう。また、酸化した油は体に毒となるため、開封後時間が経ったものや過度なオイルコーティングがされたものは避けてください。

② 消化に良い「良質なタンパク質」を摂る

脂質制限中も体を作るタンパク質は必須です。減らしすぎは筋肉量と免疫力の低下を招きます。
おすすめは「鹿肉」「白身魚」「鶏ササミ」など、低脂肪で栄養価の高い食材です。

③ おやつの「隠れ脂質」に注意

主食を変えても、高脂質なジャーキーやチーズを与えては意味がありません。おやつも「鹿肉チップス」や「野菜」など低脂肪なものへ切り替えましょう。

3. 臓器を守る「腸内環境ケア」

膵臓や肝臓・胆嚢は、腸と密接につながっています(腸肝循環)。弱った臓器をいたわるためには、腸内環境を整え、毒素の流入を防ぐことが不可欠です。

腸と肝臓のつながり(腸肝循環)と、腸漏れ(リーキーガット)によって毒素が肝臓へ流れる様子を示した図解イラスト
食物繊維で脂質を吸着 水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂取し、腸内の余分な脂肪分やコレステロール、古くなった胆汁酸を吸着・排出させましょう。
生きた酵素を補う 膵臓が弱ると消化酵素が不足します。「麹」や「植物発酵エキス」などで酵素を補い、未消化物を減らして悪玉菌の繁殖を防ぎます。
菌の多様性でバリア構築 多種多様な菌を取り入れることで腸壁を修復し、毒素が肝臓や膵臓へ流れ込む「リーキーガット(腸漏れ)」を防ぎます。

おすすめ商品ラインナップ

脂質制限と腸内ケアを同時に叶える、おすすめのフードとサプリメントをご紹介します。

療法食 消化器サポート(低脂肪)ウェット
療法食 消化器サポート(低脂肪)ウェット
脂肪を抑えたい、脂質代謝が苦手な愛犬のための、低脂肪で消化にやさしい食事療法食(ウェットタイプ)です。
¥4,400 (税込)
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療法食 低脂質サポート
療法食 低脂質サポート
消化吸収不良による下痢や高脂血症、膵炎、胆泥症など脂質制限が必要なワンちゃん向けのドライフード。
¥3,630 (税込)
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プランタラム BioMix
プランタラム BioMix
腸内細菌の多様性をもたらし、免疫を活性化するマルチ菌サプリメント。腸とつながる臓器ケアに。
¥7,150 (税込)
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発酵パパイヤ生酵素
発酵パパイヤ生酵素
100%天然のオーガニック青パパイヤを非加熱で発酵。消化酵素の働きを助け、膵臓の負担を減らします。
¥3,630 (税込)
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