糖アルコールとは何ですか?

糖アルコールとは、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、還元水あめなど、アルドースやケストースのカルボニル基が還元されて生成する糖の一種です。
糖アルコールとアルコールには、同じヒドロキシル基(-OH)を持つという共通点が見られますが全く違う食品で、糖アルコールには刺激性はありません。

糖アルコールには
・砂糖に比べて甘さは砂糖の数百倍もある甘味度を持つ。
・体内への吸収が悪く、エネルギー(カロリー)になりにくい。
・食後の血糖値を上昇させにくく、インスリンの分泌の刺激も弱い。
・口内細菌による酸への代謝がされにくいため、虫歯になりにくいものもある。
などの特長があり、低カロリーを目的にした飲料、乳飲料、お菓子などの甘味料に利用されるほか、虫歯になりにくい性質から、ガムやキャンディ、タブレット、歯磨き粉などに利用されています。